指定保育士養成施設に在学する方で、将来福岡県内において保育業務に従事しようとする方に対し、修学資金を貸付け、その修学を容易にすることにより、保育士の養成及び確保を図ろうとするものです。

　養成施設を卒業後、県内の保育所等で保育士業務に5年間継続して従事した場合には、全額返還が免除されます。

　修学資金の貸付対象者は、次の（1）から（5）に掲げる要件をいずれも満たす方です。

また、生活費加算の貸付対象者は、次の（6）から（8）のいずれかに該当する方です。 

（詳しくは下記リンク【ご案内】【ふくふくネット】をご覧ください。）

 

（1）県内の保育士養成施設に通学中である方。 

     （県内に居住し、県内又は県外の通信課程に在学中を含む。）

（2）優秀な学生であると養成施設の長が推薦する方。

（3）修学に際し、経済的援助を必要としていること。

　　（独立行政法人日本学生支援機構の第一種奨学生の収入基準を満たすこと。）

（4）同種の奨学金制度、又は修学に係る他の国庫補助事業等を活用した支援を受けていないこと。

　　（日本学生支援機構の奨学金や、日本政策金融公庫の教育ローンとの併用は可能。

　　　ただし、令和2年４月から開始された “高等教育の無償化制度(授業料減免・給付型奨学金)”

　　　が採用された場合は、修学資金を調整する。）

（5）養成施設を卒業後、県内の保育所等で保育業務に従事しようとする意志があること。

（6）県内の生活保護受給世帯の子であること。

（7）養成施設への進学後は県内の生活保護の適用がないこと。

（8）県内の生活保護受給世帯に準じる経済状況にある世帯の子であること。

   

　修学資金として、貸付する金額は次のとおりです。

　修学資金の貸付に係る貸付利息はありません。

	貸付額
修学資金	月額5万円以内（総額120万円以内）
入学準備金	20万円以内
就職準備金	20万円以内
生活費加算（生活保護受給世帯の者等）	月額4万円程度（居住地及び年齢により異なります。）

 

　次の場合、貸付を受けた修学資金の返還債務を免除します。

（1）養成施設を卒業した日から1年以内に保育士として県内で保育業務に従事し、かつ、5年間引き続きこれらの業務に従事したとき。

（2）保育業務に従事している期間中に、業務上の事由により死亡し、又は業務に起因する心身の故障のため、業務に従事できなくなったとき。

（注）これらに該当しない場合は、貸付を受けた修学資金は返還していただきます。

　修学資金の貸付を希望する学生は、在学する養成施設を通じてお申込みください。

　社会福祉法人 福岡県社会福祉協議会　福祉人材センター　保育修学資金係

　住所：〒816-0804　福岡県春日市原町3-1-7　クローバープラザ内

　電話：092-584-5325